2013年3月25日月曜日

グロービスのクラスを受講して感じたこと(最終)


写真
↑のイラストはこのブログの内容とまったく関係ありません。(講師の似顔絵です...)


それではクリティカルシンキングのクラスを受講して思ったことを記述します。
学びは多岐にわたりますがその中でも問題を解決するために必要だと思うもの(思っていたもの)を、過去→現在→未来の時系列で書きたいと思います。


1. クリシン受講前(過去)
 
 受講するまでの問題解決者のイメージは、MECEやロジックツリーなどの思考ツールを使い慣れていて、どんなケース問題でもサクサクと答えを出してしまうスマートな人でした。私は「ロジカル○○○」「×××問題解決」タイトルの書籍は読んでいたし、社内研修でロジカルシンキングの研修も受講していたので、思考ツールは一通り使える?つもりだった。それゆえにクリシンを受講して何か得るものがあるのだろうか?と勝手に思っていた 。


2. クリシン受講後(現在)
 
 1.で記載したイメージは初日早々に見事くつがえされることになります。講師の説明やテキストに思考ツールに関する内容が少ないのです。思考ツールを全面的に使ってきた自分にとってそれ以外の内容を受け入れるのに時間がかかりました。三ヶ月間さまざまなことを学びましたが一番の気づきは、相手が納得し共感を呼ぶメッセージを作ることの重要です。重要さはわかっても自分でチャレンジすると難しかったです。しかしチャレンジの過程で考えて考えて考え抜くと今まで自分になかった視点でメッセージを作れることがありました。考えるということはエネルギーや時間を要すので、日々の業務に忙殺されると考えることを諦めがちですが、自分に新たな視点を取り込むためには必要なことだと体感しました。


3. 3年後(未来)

 真の問題解決者となるには、2.で記載したことに加えてリーダーシップが必要だと思います。紙とペンを使って完璧な解決策を書き出すことができても問題は何ひとつ進展しません。問題を解決するには言語化された解決策のステップを行動に移していくリーダーシップが必要です。自分の言動を変えるのは自分一人でできますが、自分以外の人の言動はリーダーシップなくしては変えられないと思います。
自分の内部および外部環境をみると、誰もやろうとしないために解決できないまま放置されている問題がたくさんあります。その中からまずは小さな問題解決をコツコツと繰り返し、他者やグループ、組織を動かしていきたいです。そして3年後には問題解決スキルとリーダーシップを兼ね備えた「問題解決リーダーシップ者」になることを、ここに宣言します。


4. おまけ

 下記のブログでは、普段はグループ会社内の研修を受ける自分が、GLOBISで多業種の方と研修を受講して感じたことを書いています。

0 件のコメント:

コメントを投稿