2012年4月21日土曜日

2012年度 新入社員のタイプは「奇跡の一本松型」





公益財団法人日本生産性本部 - 平成24年度  新入社員のタイプは「奇跡の一本松型」.

いや〜時間がなかなか確保できず、久々のブログ更新です。
さて、題記のテーマですが、毎年 日本生産本部から発表される新入社員のタイプです。


①困難な就職活動の中での「頑張り」

 大卒予定者の就職内定率が過去3番目に低い(80.5%)という厳しい状況のなか、就職戦線を乗り越えてきた若者たちの頑張りを賞賛したい。


②若者たちの就業観が垣間見えた~ボランティア活動を通じて

 多くの若者たちが復興へのボランティア活動などを通じて、他人の気持ちに寄り添うことや、人間関係の「絆」の大切さを認識し、チームや組織としての互助的な協力関係を築くことの大切さを実感したようだ。一般的な見解と異なり、昨今の若者には潜在的に他者への触れ合いや協同を通じて社会の役に立っていきたいという気持ちがあることがわかる。


③若者たちはこれからの時代の「変化」の原動力

 就職氷河期以降、若者たちは、既存の会社のありようにいかに自分を合わせるかということに汲々としているようにみえる。しかし既存のものだけではなく「想定外」の事態に遭遇することも今回の大震災の経験から学んだ。柔軟な発想や新しい価値観を取り入れ、社会や企業の中で「変化」という風を吹かせる原動力となって欲しい。

 東日本大震災の際、多大なる状況下でも生き残った「奇跡の一本松」の話は、多くの日本人に勇気を与えてくれました。

(以下、新人さんに僕が送りたいメッセージ)
 新入社員は社会人として生活して行く中で、楽しいことも苦しいこともあると思います。また、これからさまざまな難しい問題にぶつかることがあります。でも、どんな状況でも 1番大切なのは自分自身の思いです。誠意を持って物事に取り組んで、一生懸命に純粋な気持ちで頑張っていれば、いつか必ず人々に通じます。 そして必ず誰かが見てくれています。 熱い気持ちで挑戦し、皆と一緒に力を合わせてやるんだという思いがあれば、物事を成し遂げることができます。少々の困難は自分を鍛えるプロセスに、そして失敗も良い経験になります。自分自身の思いをしっかり持って、頑張ることがすべて、自分にとって素晴らしいものになります。何年後も、未曾有の災害を生き抜いた「奇跡の一本松」のように、しっかり自立していることを期待しています。

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