2014年10月6日月曜日

企業文化は鍾乳洞のよう?!


一年間のサイクルとして、上期は仕事の忙しさにかまけてインプットすることをサボりがちになりますが、下期は少し余裕ができるので意識的にインプットすることにしています。今日から2日間「人財マネジメント」という研修を受けていますが、担当講師が発した言葉が良い例えだったので、ブログに残しておこうと思います。

「企業文化は鍾乳洞のようなモノです」


鍾乳洞を国語辞典で調べてみると、こんなことが書かれています。

石灰岩の割れ目から入った雨水や地下水の溶解作用によってできた洞窟(どうくつ)。洞窟内は地下水が流れ、天井からは鍾乳石、下には石筍(せきじゅん)が立ち並ぶことが多い
こんな感じのものです。一度は見た事があるでしょう。


天井から垂れ下がっているものが、鍾乳石と呼ばれ、地面から出ているものが石筍(せきじゅん)と呼ばれます。講師曰く、

鍾乳石も石筍も、1cm成長するのに何百年もかかる。特に石筍は、鍾乳石からのしずくが同じ場所に落ち続けてようやくできあがる。鍾乳石から滴り落ちるしずくが少しでもズレると石筍ができない。これは、企業文化に似ている。経営者が同じことを繰り返し社員に伝えることにより、企業の文化として根づいてく。経営者の言ってることや、やっていることが頻繁にズレると企業の文化として根づくことはない。

そうおっしゃっていました。
こういう視点で自社の企業文化をとらえると、新たな気づきがあるかもしれません。