先日、ある勉強会でフェルミ推定に関する演習をしました。
「フェルミ推定‥‥フェルミ推定‥‥‥」
どっかで聞いたことあるような気がしたけど、思い出せないまま悶々とした状態で演習に取り組みました。
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フェルミ推定とは、正確に答えることが難しい数量を推論だけで回答する思考過程のことです。フェルミ推定の問題の例をあげると以下のような感じです。
① 東京都のゴキブリを退治する。全部で何匹ですか?
② 日本に蚊は何匹くらいいるだろうか?
③ 日本全国に美容室は何軒ありますか?
正確に答えをだせないこの手の問題は苦手です。チーン...
コンサルティング会社やIT企業において伝統的に面接試験で用いられているそうです。
今日、帰りの電車で「フェルミ推定」について考えていました。
そして なんとなく自分なりの考えがでたので、忘れないうちにブログに書いときます。
それは「フェミル推定」と「仮説思考」って関連性があるよねーってことです。
仮説思考とは、ある一定の「結論」(仮説)を導き出し、検証することで真の結論を導き出す考え方です。仮説を用いることで効率的に真の結論にたどりつくことができる点がメリット。
フェミル推定の訓練をくりかえすと仮説思考力が鍛えられると思います。
例えば、上記問題の③で日本の美容室の軒数を数えるとします。
数える過程で、美容室一軒あたりの女性顧客数 (週末の顧客数 + 平日の顧客数)を求めようとしたとき、男性である私は女性が美容室に行く回数が容易に想像できません。
でも「仮にこのくらいだったら?」と仮定して算出しておけば、あとで仮説の精度を高めやすくなります。限られた時間と情報でできるだけ推論を展開できれば、真の結論への道のりはそんなに遠くないのかも知れません。
私は、マーケティングに関しては門外漢なので偉そうなことは言えませんが、新規事業や出店計画を立てるときのシミュレーションとしてフェルミ推定は使えると思うし、その他広範囲で活用できそうです。
[おまけ]
「フェルミ推定」ってどっかで聞いたことがあると思ったら、1年前に会社の上司から貰った本の中で出てきてました。でもまだ読んでいない。
細谷 功
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おしまい。
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