2013年6月2日日曜日

第2回クリシン勉強会


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今日は、グロービスのクリシンクラスのとある勉強会に参加してきました。
前回に引き続き2回目です。幹事の方々やF先生には非常に感謝しています。

最近、自分の視野を広げたくてできる限り、いろいろな年齢層や職種の方と接することを心がけています。今日のようなクリシン勉強会なんかは自分にとって本当に貴重な学び場になっています。

毎回、F先生のファシリテーションスキルに着眼すると「ほんまに上手いなぁ〜」と関心させられます。このファシリテーションスキルを私も早く修得したいと思っています。このあとの文章で理由をツラツラと書きます。

現在、ITインストラクターとして日々登壇していますが、現在の担当科目は知識付与型の研修が多いです。テキストに即してあれこれ説明をして実機を使う研修であればPCやルータを使って研修を進めていきます。もちろん受講者の理解度や進捗状況を見ながら、(自分なりに)臨機応変に進行しています。こういった知識付与型の研修って今度少なくなって来る気がしています。

ここ数年、教育業界にいると「反転授業」というキーワードをよく耳にします。反転授業とはなにかというと、コンテンツ化した講義を受講者に提供し事前に学習します。そして集合研修では事前学習の内容をディスカッションする授業スタイルです。

このスタイルが主流になると我々インストラクターは、集合研修で受講者に知識を付与する必要がなくなり、受講者間のディスカッションを調整するスキルが今以上に求められるはず。っていうことを考えながら勉強会に参加していました。


情報の出し方の順番で印象は操作できる、つまり空気を作る

今日一番印象に残った言葉です。上手くファシリテートするには、受講者から引き出した情報を足したり引いたり、時には掛けたり割ったりすることが必要です。自分のフィルタを通したその情報を受講者にどのように提供するかで、受講者の印象を操作できるかどうか決まると思います。そして上手く操作できたときは、クラス全体の空気がよくなって満足して帰ってくれるのでしょうね。

修行はつづく...

簡単なコンテンツだったらSnapz proってソフトで作れるみたいです
http://www.nakahara-lab.net/blog/2012/02/post_1835.html

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